ペイ・フォワード

ペイ・フォワード

発想は単純だけど実際に行なうのは難しい。善意を送るだけならまだしも、その人がさらに次に渡さなければ成功じゃない。送られた人がそのくらい心を動かされないといけないってことでもある。その難しさに苦難が、言い換えるとリアリティがあって、そこがドラマとして描かれてる。
もっとハッピーなトーンの作品なのかと思っていたけれど、善意を広めるというひとつの奇跡を為すために苦心し、送った人々の過ちを許し、最後は自らの勇気をもってそれに殉じる姿からは、なにやら西洋の宗教的な枠組みが見え隠れして、ず〜んとくる。